海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】STAFF BLOG

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第266回 泡風呂で疲れを癒やす
第265回 平成最後の日 アルゴス放流第1弾終了
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第266回 泡風呂で疲れを癒やす

令和最初の「さびうらびより」です。
どうも、くろすけ♀です。

10連休の疲れもようやく取れてきた今日この頃。
みなさんいかがお過ごしですか?

水族館の生きものたちも
ようやく通常モードに戻ってきたみたいです。

って、水族館の生きものたちも
疲れるのかって?
どうでしょう?(丸投げ)

でも、魚たちのなかには
まるで人間が風呂に入って
ジャグジーで疲れを癒やしているような
行動をする子がいるんですよ。

diary266_1.jpg
こんな風にわざと泡が出るところによっていったり

diary266_2.jpg
泡の中に突っ込んでいったり

えっ?たまたま泡の中にいただけじゃないかって!?

ではこちらをお見せしましょう。

どうでしょう?
これはぜったい気持ちよくて
わざとやってますよね!

動画で泡を楽しんでいるのは、ニセカンランハギ。
串本では普通に見られるハギの仲間。
この水槽には6匹のニセカンランハギが入っているのですが
これをやっているのは、いつも1匹だけ。
たぶん同じ子だと思うのですが、
この子だけ、その気持ちよさに目覚めてしまったんですかね。

ちなみに「ジャグジー」って
アメリカ企業のJacuzzi社の商標登録だったんですね。
なので噴流式泡風呂は「ジェットバス」って
呼ばれたりするらしいです。
知らなかった・・・

令和の時代
何かと世知辛い世の中ですが
無理せず、時には休みながら
ぼちぼちやっていきましょう。

 

by くろすけ○

第265回 平成最後の日 アルゴス放流第1弾終了

今日で平成が終わります。

そして、去年の11月25日に放流したアカウミガメ、「うめ」と「みかん」のアルゴス衛星追跡も、終わります…

 

みかんは1ヵ月で受信途絶してしまいましたが、うめはその後もずっと順調に受信していました。

が、4月8日の受信を最後に音信不通となりました。

↓がうめの軌跡です。

うめブログ.png

最終的には

追跡日数 134日

総移動距離 約6200㎞

串本からの直線距離 約3300㎞

最終位置 北緯36.53833°,東経172.49776°

といった感じです。

 

結構遠くまで行きましたが

追跡期間は半年~1年を想定していたので、ちょっと早い終了となってしまいました。

本当に残念です…

とは言え、うめの結果には十分満足しています。

ここまで追跡できれば、うめが太平洋を横断する大回遊へ向かっているのは確実です。

串本海中公園で繁殖したアカウミガメも、野生個体と同様に大回遊経路を辿るケースが確認できました。

この結果が得られたことは、一先ず今回のアルゴス放流が成功であったと言えます。

 

ちなみに、信号が途絶した原因はサメなどに襲われて死んでしまったか、発信器が外れてしまったか、でしょうか。

正確なところは確かめようもありません。

 

ともあれ、これでアルゴス放流の第1弾は終了です。

そして、5月26日には第2弾のアルゴス放流を行います。

今度は、海中公園で繁殖し産卵するまで成長した成体のアカウミガメ(♀)に発信器を付けて放流します。

そして、野生でも産卵するのか?どこで産卵するのか?そのあとはどこへ行くのか?を探ります。

お楽しみに

 

最後に…

こういった実験は1度2度やっただけでは正確な結果とは言えませんので、

継続してサンプル数を増やしていくことが大事です。

ですので、今後も定期的に発信器を付けた放流を行いデータを集めていきたい…

けど…お金が…

無理かなぁ…

 

by とーる

 

第264回 海を味わう

 

こんなことを言ってしまうと初っ端からドン引きされそうですが、

他人には理解してもらえない自分だけの秘かな楽しみってありますよねー。

 

例えば

ペットの足の裏を嗅ぐのが好きな人。

とか

 

アイスクリームの蓋の裏に付いたやつを食べるのが好きな人。

とか

 

部屋では全裸で過ごしている人。

とか・・・

 

で、

私の秘かな楽しみとは

 

ダイビング中にこっそり海水の味見をすること。

7.JPG

 

季節や地域によって意外と味が違うんですよねー。

 

・・・とはいえ、私は別にグルメでもなんでもなく、

そもそも海水すら時に美味しいと感じる私の味覚が正しいはずもないのですが、

毎年この時期になるとふと思うのが、

 

 

海水が青臭くて苦い。

1.JPG

なぜか春濁りの時期になると海水が青臭く苦く感じます。

 

春濁りの主な原因は植物プランクトンの発生によるものですが、

もう一つ、この時期大量に繁茂するのがフクロノリ。

3.JPG

 

そこら中がフクロノリだらけになります。

4.JPG

 

そしてフクロノリの胞子もまた海を濁らせます。

5.JPG

 

・・・ではフクロノリがこの時期の海水に苦みと青臭さを与えているのでしょうか?

というかそもそもフクロノリって誰も採ったりしてないけど、食べられるのでしょうか?

 

そこで・・・

8.JPG

はい。拾ってきましたー。

 

それではいただきまーす。

9.JPG

・・・

シャリッ…

モグモグ…

んーー!ぺっぺッ。。

青臭い!まさにこの時期の海のあれだ!

リンゴの皮だけを食べているかのようなビミョーな食感の後にものすごい青臭さが襲ってきました。

でも・・・

苦くはないね。

 

ということで、

少なくともフクロノリの胞子や欠片が海水の臭みの一部になっている可能性がありますが

苦味の原因についてはよくわかりませんでした。。

 

一つ分かったことがあるとすれば、

フクロノリは食べなくても大丈夫だということですね。。

 

 

因みに

これまでで一番美味しかった海水は某真鯛の養殖生け簀の近く。

6.JPG

 

これでもかと濁った海水に謎の旨味を感じました。

10.JPG

 

潜水後、一緒に潜った方々にここの水、美味いですね!と言ったら、

見事にドン引きされてしまいました。。

 

 

良い子は決してマネしないように。

 

by ひらりん

第263回 昭和も遠くになりにけり

ついに明日、新たな元号が発表されますね。

いろいろな方が新元号を予想していると思いますが

我々もそんな話をしてたりします。

 

 

さて、偉い方々が元号を決めるにあたって

いくつかルールがあるのが有名ですが

その中に「漢字二文字」というのが有ります。

海の中にも漢字で書くと二文字になる生き物が沢山います。

今回はそんな生き物をちょっとだけ紹介。

 

 

まずは

 

 

 

 

263-kurage.jpg

 

海月

水母とも書きます。

私個人的な意見で言いますと海月のがオシャレだなと思います。

この海月は蛸海月です。

 

 

続きまして

 

 

263-hitode.jpg

 

海星

人手でも良いそうです。

ただ、私個人的な意見でいいますと海星の方がオシャレかなと。

この子は鬼海星ですね。

字面の強さよ。

 

 

263-namako.jpg

 

海鼠

数年前に入った梅花海鼠です。

また入らないかな。

 

 

 

263-syako.jpg

 

蝦蛄

今日もえらくべっぴんに撮れた紋花蝦蛄です。

漢字で書くと漂う中国の故事成語感。

 

 

 

263-gokai.jpg

 

沙蚕

この辺の仲間の総称です。

この子は鬼磯目ですね。

何で漢字でこうやって書くのに

読み方の一文字目が『ご』なのだろう考えた時に

「なるほど、西遊記に出てくる沙悟浄の『ご』と一緒だ!」

と一人で納得していましたが一文字目は沙悟浄の『さ』でした。

誤解でした。

 

 

 

263-kasago.jpg

 

笠子

鰭長笠子です。

ホントは倍良にしたかったのですが

泳ぎが早すぎてキレイに撮れなくて。

動かないし可愛いしでフォトジェニック。

 

 

 

そして最後に

 

 

263-tamakai.jpg

 

魂交

今回、調べてみてビックリしました。

漢字で書くとかっこいいですね。

見た目も名前もかっこいいなんて凄い。

平等院鳳凰堂みたいな。

綾小路麗華みたいな。

 

 

 

 

ってなわけで。

新元号何になりますかねー。

 

by ハムいち

第262回 ハゼのかたち

皆さんはハゼといわれてその形を想像できますか?

 

 

ハゼは川、池、海、そして今や街中のペットショップでも見かけるメジャーなお魚

 

一般的なイメージは

体が細長くやや横に扁平で、お腹に吸盤状の鰭を持っていて、

石やガラスにそれで引っ付いていたり、水底でじっとしていたりする姿だと思います。

確かに川などで流されないようにくっ付いている姿が印象的だと思います。

 

近くですと古座川町の「滝の拝」でのボウズハゼの滝登りが有名です、

また海中公園前の磯にも吸盤を持つアゴハゼが見られます。

 

でも実はハゼの形ってそれだけじゃないんです。

上記のように石や地面にくっついて生活しているハゼを底生性ハゼといいますが、

今回紹介したいのは、そうじゃないハゼたち…

 

まずはじめにハゼ水槽に新しく加えたサツキハゼ

satukihaze1.jpg

このハゼは吸盤を持っておらず、いつも水中を跳ねるように泳いでいます。

こうして基本的に水中を浮遊・遊泳をしているハゼを遊泳性ハゼといいます。

 

サツキハゼは河川汽水域やそこに隣接する沿岸やなどに群れて生活しており、

俊敏ですがゆっくり近づけば逃げないのでシュノーケルなどでも観察しやすい生物です。

古い図鑑には日本にしか分布していないと記載されていましたが、

新しいものには韓国済州島や香港でも記録はされているようです。

もしかして海外の水族館ではお目にかかれないのでは?

 

日本では普通種ですが、世界的にみれば日本周辺でしか見られない貴重な生き物です!

 

 

この水槽には他にクロユリハゼ(A)、ゴマハゼ(B)、アカハチハゼ(C)などの遊泳性ハゼが展示されています。

ハゼ 全体図.jpg

サツキハゼ(Aの周りにいる小魚)はクロユリハゼと同じクロユリハゼ科で、本科は吸盤を持たないことが知られています。

 

かなり手前にいて遠近法でサツキハゼと同じくらいに見えますが、

Bのちっちゃいハゼはゴマハゼです汽水域に生息しています。

1.5cmくらいでもう大人、MAXサイズです!

gomahaze2.jpg

gomahaze1.jpg

 

こう見えても日本一小さかった魚だったんです…そう過去形です。

実は沖縄あたりにいるゴマハゼが、本土のゴマハゼと別の扱いになってしまい

そっちの方がちょっとだけ小さかったので、そっちに日本一の座を奪われてしまいました。

それでも本土では一番小さい魚なんです。

 

沖縄にもゴマハゼ類がいる事からも察せれるように、暖かい水域を好む生き物です。

なので黒潮の影響を受ける温暖な串本を代表する生物でもあります。

 

ちなみにゴマハゼは吸盤を持っているため、

普段は水中を漂っていますが水槽掃除などで

ブラシやヘラを突っ込むと隠れるためかガラス等にくっつきます。

gomahaze6.jpg

お可愛いこと…(フランス語だと Comme c’ est mignon. )

 

ちなみに本土の河川にはあまり遊泳性ハゼを見ませんが、

沖縄にはタナゴモドキやタメトモハゼといった遊泳性の高いハゼを見ることができます。

他にもハゼの仲間には干潟を飛び跳ねるトビハゼやムツゴロウ、

逆に泥の中で暮らすワラスボなど面白い形態をもつ種がたくさんいます。

 

ここまで読んでくださったあなた様、

是非この機会にハゼワールドに足を踏み出してみてはいかがでしょうか!

 

 

by ナツメリ

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