海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】STAFF BLOG

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スタッフが交代でご紹介します。

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第228回 アオウミガメの超交尾
第227回 熱帯化?
第226回 思うようにならない
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第228回 アオウミガメの超交尾

ただ今ウミガメプールでは交尾の時期を迎えおります。

あちこちでオスがメスにちょっかいを掛けては嫌がられているのを見ると、微妙な気持ちになります。

 

さて、近年当館のウミガメ繁殖には大きな問題が発生しています。

アオウミガメが産卵しなくなってしまったのです。

そもそも、ここ数年アオウミガメが全く交尾をしていないのが問題です。

うーん、ウミガメにも倦怠期があるのでしょうか。

そこで去年一昨年は餌を変えたり、ペアで隔離したりと色々と(余計な)お節介を掛けた結果、

今年は久しぶりに交尾をしてくれました。

いやあ良かった良かった、と思っていたら意外な問題が・・・

第228回1.jpg

ウミガメの交尾というのは、人間からすると非常に長時間です。

数分で終わってしまうときもありますが、長いと数時間から数日かかる事もあります。

当館では、5日間という最長記録があります。

交尾時間は長ければ長い方が産卵率や孵化率が上昇する傾向があるので、長時間の交尾は喜ばしい事です。

が、今回は長すぎでした。

交尾開始初日→「めでたい!良かった良かった!」

交尾開始3日目→「よしよし、ここまで続けば一安心だ」

交尾開始5日目→「おお、最長記録タイ」

交尾開始7日目→「すごいすごい、やっぱ久しぶりだからかな」

交尾開始10日目→「・・・ちょっと長すぎないか、大丈夫なのかこれ?」

交尾開始13日目→「やばい、まだ続いてる・・・これもう引きはがした方が良いのだろうか?」

交尾開始15日目→「・・・」

交尾開始17日目でようやく終了

 

まさかの17日間という超々長時間交尾でした。

こんな長時間交尾は見た事がありません。

当然24時間観察しているわけでは無いのですが、一度終わったペアで直ぐにまた交尾するのは考えにくいためず~っとの可能性が高いです。

流石に終わった後は2匹ともへろへろになっているように感じました。

ちなみに、ウミガメはメスの体内で精子を保存しておく事が出来るので、

今回の交尾でこの先数年は産卵出来るのではないでしょうか。

 

何はともあれ、今年は久しぶりにアオウミガメの赤ちゃんが拝めそうです。

 

by とーる

第227回 熱帯化?

 熱帯の海の中で種・量共に最も多く見られるサンゴがミドリイシの仲間だ。この名前は緑色をしたサンゴ(サンゴは堅い骨格を持つので・・・イシと呼ばれる場合が多い)を意味するが、本類はこの色の他にも褐色、青色、黄色、ピンク等と様々な色彩を持ち、緑色は本類を代表する色彩とは言い難い。おそらく、最初にこの名前を付けた人は緑色をした種が印象に残ったからであろう。

 黒潮の影響を強く受けた串本は温暖な海中環境が形成され、熱帯の海と同様にミドリイシ類が豊富に見られる。しかしながら、熱帯域に比べて色彩のバリエーションには乏しく、また、ほとんどの種の色彩はいささか地味な褐色をしている。近年、串本の海で急速な増加をみせるスギノキミドリイシの色彩もほとんど全てが褐色をなす(写真①)。

diary227_1.jpg

 ところが、先日、ボート乗り場を泳いでいたら、緑色をしたスギノキミドリイシを串本で初めて発見した(写真②)。素晴らしい。これぞミドリイシ!!

diary227_2.JPG

 サンゴは真っ白な骨格の表面を透明で薄い表皮が被う。
表皮中には褐虫藻(かっちゅうそう)と呼ばれる褐色をしたごく小さな藻類がものすごい数で共生しているため、褐虫藻が色素となりサンゴは基本的に褐色に見える。褐色以外の色彩のサンゴがあるのは、独自に色素を持っているからである。そして、串本では色素を持つミドリイシ類が残念ながら少ない。

 さて、緑色をしたスギノキミドリイシはどうやら新たに色素を獲得したらしい。サンゴに近づいてよく見ると、緑色と褐色とが混ざり合い、緑色の部分が広がっているのが分かる(写真③)。

diary227_3.JPG

 また、このサンゴの周りにも部分的に緑化したものがポツポツと増えており(写真④)、緑化は進行しそうな気配である。

diary227_4.JPG

色とりどりのミドリイシ類が多いのが熱帯域の特徴とするならば、これも温暖化による熱帯化の現れか?

 

 

by クチヒゲノムラガニ

第226回 思うようにならない

カイメン動物を飼育しています。

 

カイメンとは

こんな感じの動物です。

P3140012s.jpg

P3140006s.jpg

英語ではスポンジと呼びます。

スポンジとは、あの食器や体を洗うときに使うスポンジ。

もともとはこのカイメン動物を加工して使っていたそうで、
今私たちが主に使うのは、ウレタンとかメラミンとかで作られた人工のスポンジです。

 

解説にもあったように、とても原始的な動物なので
うちの水族館では、分類順に並べられた水槽の一番初めにこのカイメン動物を展示しています。

基本、地味だし、生きものに見えないものも多いので

P3140005s.jpg

多くの人はスルーしていきますが・・・

でも、カイメンの中には、きれいな色をしたものや面白い形をしたものも多くて
そういうのが手に入って展示した時は、たまに気がついた人が「おっ」って
思ってくれてると思いたい・・・

P5250002s.jpg

でも、やっかいなのが、だいたいこういうきれいなカイメンは
飼おうとするとうまく飼えない
長期間飼育するのがムズカシイのです

エサもよく分からないし

ちなみカイメンは体の表面から水を吸むのと一緒に
エサとなる有機物や微生物をとりこんで栄養にしています。

でもね、聞いて下さい。

なかなかうまく飼えないカイメンですが
水槽によっては、エサもやらないのに勝手にばんばん成長して
排水口にも生えてつまったりとか
(これ一大事!水槽から水があふれて大変なことになる!
水族館の中が水浸しになる~!!)
サンゴなどの展示生物の上を覆ってしまったりとか
(サンゴ死ぬ~!)

P3140002s.jpg
ウミシダ水槽に勝手に生えるカイメン(クリーム色のもこもこしたやつ)

P3140004s.jpg
造礁性イシサンゴ類水槽に勝手に生えるカイメン(白っぽいひょろひょろしたやつ)

じゃあ、この水槽にばんばん生えるカイメンを
飼えばええやん?
と思いきや、カイメン水槽に入れると
あら不思議!
いつの間にか消えて(死んで)無くなってしまうのですよ。

手を掛けるとうまく育たなくて
放っておくとうまくいく・・・

 

でも、最近は少しずつ飼育のコツがわかってきて、
比較的長く飼えるカイメンの種類もわかってきて
何とかかんとか、がんばってます。

 

 

 

ま、基本放任主義ですが・・・

 

by くろすけ♀

オオカイカムリが背負うカイメンも放置してるけど元気
P3140011s.jpg

第225回 海のウサギ

今回初めて投稿させて頂きます。入社2年目の“ひらりん”です。

 

突然ですが、皆さんはウミウサギという貝を御存知でしょうか?

タカラガイに近い仲間で、純白で光沢のある美しい殻を持っています。

P1020509.JPG

その殻の色と形が丸まった白いウサギに似ているということで

ウミウサギという名前が付いたようです。

 

で、ナゼそんな話をしたのかといいますと・・・

 

 

バックヤードで飼育中のクチムラサキウミウサギ

P1210689.JPG

というウミウサギの1種を観察していて、

殻の形以外にもウサギな部分を発見してしまったからなのです・・・。

 

・・・それは

・・・

・・・

 

 

ウ○コ

 

 

ということで、

ここから先は閲覧注意です。お食事中の方はご注意ください。

 

 

 

 

 

まずは・・・

P1100154.JPG

これが以前、奄美大島に行った際に撮影したアマミノクロウサギのウ○コ。

なるほど。

ポロポロしてますねぇ~。

 

 

ではいよいよクチムラサキウミウサギのウ○コを見てみましょう・・・

P1210634.JPG

・・・?

 

P1210637.JPG

・・・?!

 

P1210639.JPG

ポロポローー!!

 

形は若干違うものの、納得のウサギ風!

僕の中で貝のウ○コはもっと長いものを想像していたので驚きです。

 

 

因みに陸のウサギのウ○コは消化できなかった植物の繊維なんかが集まったもののようですが、

クチムラサキウミウサギはというと・・・。

 

P1210681.JPG

・・・!!

※ウサギだけに月の写真とかじゃないです。ウ○コの顕微鏡写真です。

 

 

なんと宿主であるバラウネタケの骨片でできていました!

なるほど。骨片までは消化できないようです。

 

・・・実はソフトコーラルの骨片を観察したのは初めてだったので、その形にも感激してしまいました。

 

さて、このポロポロウ○コ。

クチムラサキウミウサギに限られたものなのかウミウサギの仲間は皆ポロポロなのかは分かりませんが・・・。

ウミウサギの仲間は海でよく見かけますので、機会があれば比較してみたいと思います。

 

 

・・・ということで、

初投稿からウ○コを連発してしまった私ですが、

普段は決してそんな下品な人間ではないので(たぶん。。)

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

by ひらりん

第224回 子ガメタッチングinフィッシングショー大阪

去る2月4.5日と日本最大級の釣りの祭典、フィッシングショ-大阪にフィッシングタウン串本の一員として参加してきました。

串本海中公園からも当館生まれの生後半年のアカウミガメの子供を連れて行きました。

2522.jpg

ブ-スに来て頂いたたくさん方に可愛がってもらいました。ありがとうございました。

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水族館には今回持って行ったアカウミガメの子供のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんまで、

三世代飼育しています。今度は是非串本まで会いに来てくださいね~お待ちしてます。

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今回のフィッシングショーで気になったブースがありました。

「金魚釣り」

金魚すくいならぬ、金魚釣り 斬新です。

釣った金魚はお持ち帰りできるみたいでした。

diary224 4.jpg

diary224 5.jpg

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しかも、飼育員的ポイントが高かったのが、針の外し方が徹底されていたことです。

魚は変温動物ですので、大抵の魚の体温は人間の体温より低いため、釣った魚を素手で掴んだり、触ってしまうと

やけどしたり、体表の粘膜が剝がれたりします。そうすると、体力を消耗したり、感染症の原因になったりして飼うことが難しくなります。

水族館でも展示する魚は釣り採集することがありますが、なるべく素手で触れないような方法で針を外しています。

この金魚釣りでも普段、当館の釣り採集で行っているような針の外し方が行われていたので安心しました。

ちなみに口に針が刺さる方が弱ってしまうのでは?と思われがちですが、意外と大丈夫で、釣ったその日にエサを食べる魚もいたりします。口に針が刺さるダメ-ジより素手で触ってしまう方が、魚にとってはダメージが大きいのです。

 

今回の金魚釣り、大変賑わっていたので、串本海中公園でも〇〇釣り…アリかもしれないです。

こうご期待ください。

 

by GO

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