海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】STAFF BLOG

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
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第310回 夏は遠くになりにけり

ここ数日でまた季節が進んだようです。

常春の町、串本も風が冷たくなりました。

明日から12月ですもんね。

昨日、ついにストーブを出しました。

でも灯油がなくて、まだつけていません。

買いに行かねば。

 

海の中はまだそこまで冷えていません。

今日は21℃くらいでした。

海に手をつけると暖かく感じます。

 

この夏の猛暑で、白化してしまったサンゴたちも

diary305_5.jpg

色が戻りました。

そして生き生きしてます。

diary310_1.jpg

 

サンゴは熱帯の生き物なので、暑い夏の方が元気なんだろう

と、昔は思ってましたが、今は、冬の方が元気なように見えます。

サンゴが元気とか、わかりにくいかもしれませんが

なんて言うか、元気なサンゴはもこもこしています。

いや、わかりにくいか。むちむちしています。

え、よけいわからん?

まあ、なんとなく、です。

 

今日、海中展望塔から海の中をのぞいていたら

クロダイがいて、石ころをひとつひとつ

口先でひっくり返して、何かを食べていました。

面白いなあと思って動画を撮ろうとしたら、

何見とんねんって感じで寄ってきました。

近すぎです。

結局、食事シーンは撮れませんでしたが、

オラつくクロダイをご覧ください。

 

水族館の魚たちは元気です。

最近のモンガラカワハギは

ハネモ(海藻)ベッドの上段に横たわって

時々、下々の魚を見下ろしています。

うらやましい・・・

 

私もハネの布団にくるまって

見下ろさなくても良いから、ごろごろしたい。

そんな今日この頃。

 

皆様、ご自愛ください。

 

by くろすけ♀

第309回 テヅルモヅルはキモくて良い

先日漁師さんから立派なテヅルモヅルをいただきました。

皆さんはテヅルモヅルをご存じでしょうか。

名前だけ聞いても何の仲間なのかさっぱりだと思います。

 

これが今回頂いたアカテヅルモヅルで、腕を広げると50㎝以上はある大型個体です。

アカテヅルモヅル.jpg

テヅルモヅルは植物の様な見た目ですが立派な動物です。

クモヒトデの仲間ですので、大雑把に言えばヒトデに近い生物です。

浅海から深海まで生息し、生態はいまいちよくわかっていません。

複雑な腕を持っていますが、ヒトデの仲間らしく元をたどれば五本の腕があり

そこから分岐を重ねてこのような姿になっています。

DSC_0937.JPG      DSC_0939.JPG

 

日中はあまり動きませんが、夜になると海中を漂う小さな餌を集めるため腕を大きく広げます。

当然移動も出来ます。

餌(アミエビ)をあげた様子がこちらです。

餌に反応してわしゃわしゃ動き出して中々不気味です。

 

私はこのテヅルモヅルが結構好きで、この意味不明さキモさがたまらないのです。

これを見たお客さんの多くは「うわーなにこれ気持ち悪い」となりますが、

その様子を見た私は「でしょう!」と嬉しくなります。

理解不能な気持ち悪さや嫌悪感も突き詰めれば一種の感動だと思うのです。

 

 

by とーる

第308回 私だけ...?

すっかり秋の空になり、涼しくなり、食欲爆発的になり...

 

いや、お腹空いているのはいつもですね。テヘ

どうも、さく太郎です。

 

今日は私が個人的に推している魚の「あれ」について話したいと思います。

 

「あれ」というのはですね、ずばり

 

 

 

目! 魚のおめめ、魚眼です。

魚の目だと「ウオノメ」と読みますが、魚眼は「ぎょがん」と読みます。

 

じっと観察していると、魚の目は良くきょろきょろ動いているのが分かります。

視野は片眼150~160°  両眼では30°の範囲が見えているそうです。

死角は後方40°~50°と、かなり広範囲のモノが見えるみたいです。

 

しかし人間の基準に合わせて視力を出すと、バショウカジキで約0.53 クロマグロで約0.28と

視力は良くないみたいですね。ただし、瞬間的な物の識別力は人間より遙かに高いようで、

何だかよく分かりませんが、自然界で生きて行くためには大事な役割をしているのでしょう。

 

そんな魚眼ですが、普段私たちは水槽越しで生き物を見ているわけですが、生き物たちも私たちを見ていると

思う瞬間が何度もあります。いや、毎日あります!

 

水族館実習にきた実習生に話しても、「???」と言う顔をされて、悲しかったので、

ぜひともその瞬間を知って頂きたい、見て頂きたい!!(今日は熱が入っている)

 

 

 

 

 

まずこちらをご覧下さい。

アカササ.jpg

 

ある日の展望塔から見えた、アカササノハベラ

 

どうですか!?これは完全にこちらを気にしていませんか!!

この振り向き加減は完全に「ん?」という声が聞こえます。

ちなみに後ろに移っている大きな魚は、おそらくクエハタと言うお魚です。

ヘラヤガラ.jpg

 

手前はヘラヤガラですが、後ろにいますね。。こちらを観察しているようで、ちょっとじわじわきます。

 

 

 

 

イシガキ2.jpg

 

こちらはトンネル水槽のイシガキフグ

なんだかセクシーな目線をくれました。いいねいいね~なんて言って撮っていたら

 

イシガキ1.jpg

こっち向いた!!!焦って撮ったので少しぶれましたが、一枚上の写真でもわかるように

こちらの存在に気が付いていると思います。(撮らせてくれたかはまた別ですが)

 

 

アザハタ.jpg

 

なかにはカメラを向けると、こんな風に隠れてしまう子も。魚にも以外と表情があるんですよ。

この子からは、「ひょえぇぇ」という声が聞こえてきます。

 

 

 

そして何よりの推しポイントが、

 

 

 

タマカイ.jpg

 

このタマカイを例に挙げると

 

タマカイ2.jpg

 

 

この部分!!!!角膜の透明の部分!

この画像だと余計にわかりにくくなりましたが、一つ前の画像で確認してみて下さい

私はこの透明の部分が好きで、とても魅力的に思えて、思わずじっと見てしまいます...。

 

 

クロオビ1.jpg

このクロオビマツカサ(たぶん)ならばおわかりいただけるでしょうか。

ガラスのように透明な部分。

 

どの魚にも共通しているはずなので、是非とも水槽の魚の、新しい見方として

この部分を見つけてみていただきたい。魚と眼を合わせてみて欲しい。

そしてこの感覚になる人が、私だけじゃないことを信じたい...

 

 

by  さく太郎

第307回 ちいさくてまるいふわふわ

館内の水槽では時折小さくて丸いモノがフワフワしていることがあります。

 

それはたいていヒトデの入った水槽でみられますが、

 

その正体はというと・・・

 

 

フグの幼魚。

 

 

とくにこの季節は実習生達とワイワイ掬ってきたフグたちがさりげなく水槽でふわふわしています。

 

 

それが大抵ヒトデの入った水槽なのは病気が出にくいからで、

理由についてはよく分かりませんが、ヒトデの粘液に含まれる微量な毒素が効いているとかいないとか。。

当館では昔からヒトデ水槽で幼魚を育てると元気に大きくなることが多いようです。

 

さて、そんなフグの幼魚達ですが、

今年も絶賛ふわふわ中です。

 

小1.JPG

まずはコクテンフグっぽい子から。

小2.JPG

まだ3cmくらい。今はだいたいみんなこのくらいのサイズです。

あまりたくさん同居させるとけっこう喧嘩するのでまだこの子はバックヤードにいます。

小3.JPG

続いてこのプリプリムチムチの後ろ姿は

小4.JPG

スジモヨウフグ。

何かをガン見しています。

小5.JPG

オニヒトデのトゲの隙間からこちらを伺ってるのは

小6.JPG

サザナミフグ。

流し目でさりげなくカメラを意識していました。

 

 

こんな感じで

今はまだみんな、ちいさくてまるいふわふわですが、

いつの日か、おっきなぽよんぽよんになることを期待しています。

小8.JPG

こんな感じのぽよんぽよんにね。

 

 

by ひらりん

 

おまけ。

小7.JPG

フグたちの隣の水槽にはマダラタルミの幼魚。

こちらは水槽の中をひらんひらん泳ぎ回っています。

 

ひらんひらりん・・・。。。

第306回 やっぱり秋が好き

というわけで夏が過ぎました。

当館としてはおよそ9ヶ月ぶりのクラゲ展示をしています。

 

306-1.jpg

 

タコクラゲです。

過去にもこのブログでおそらく紹介してますが

夏の終わりから紀南ではタコクラゲが出現し始めます。

 

当館のクラゲ展示はだいたい

夏秋  タコクラゲ

冬春  ミズクラゲ

というサイクルで回ってます。

ただ、昨年は諸事情と

春の緊急事態宣言で府県をまたがる採集に行けなかったため

ミズクラゲの展示が出来ませんでした。

 

だから久しぶりなので

「そうそう、クラゲ、これこれー」みたいな気分で

飼育展示を行っております。

 

今のところ餌の食いもよく

着々と成長しております。

今年もまた長く飼育できるといいな。

 

by ハムいち

 

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